☆進捗☆
皆さんこんにちは~工務部イジュです!
明日は・・・うちな~んちゅにとってなじみの深~い沖縄料理!沖縄そばの日です☆
そばという名称を使うには、原料にそば粉を3割以上使用しなくてはいけないという決まりがあるなか、そば粉を使用しない沖縄そばは「そば」と表示することはできませんでした>_<
そんな中、沖縄生麺協同組合の方々の、歴史ある呼称を存続しよう~という熱い思いが伝わり、無事1978年10月17日に公正取引委員会から正式に承認されました!!
10月17日は、沖縄そばを堂々と「そば」と呼べるようになった日なんですね(*’▽’)
ソーキそばに三枚肉そば、ゆし豆腐そばに中身そば!皆さんはどのそばが好きですか??
地域ごとにも細麺や縮れ麺、豚骨ベースやカツオ出汁などと味や麺に違いがありますがどれも美味しいですよね♪
明日はお気に入りの沖縄そばを食べてホッコリしましょう~(●´ω`●)
それでは本日の進捗です!
【宜野湾市A様邸】
ニッチやカウンターの下地ができ
大工さん達は化粧材の磨き作業や
ケーシングの施工へ
ケーシングとは、ドア枠や窓枠などの枠材と壁の境目をカバーするために取り付ける、L字型の建具部材です
結露の浸透やクロスのはがれを防止する効果があり、二重に見える額縁がインテリアのアクセントにもなります
ボード張りも終盤をむかえ
張り終えたところから左官職人さんがパテ処理へ
吹き抜け部分のボード張り
狭い仮足場の上で脚立にのり、寸法を測り調整し、重量のあるボードを持ちながらの上り下りはとても容易なことではありません
下から見上げるとその高さが窺えます
2階では床材の施工中
吹き抜けへと続く手摺は丸太の格子手摺
丸太の種類は海布丸太(カイフマルタ)
天井や軒先の化粧垂木などにも使用される細い材です
因みに海布という名前は、海藻を干す竿としても使用していたことからきているようです
本部町F様邸では、琉球赤瓦が屋根一面に
琉球赤瓦は、丸瓦(男瓦・ウーガーラ)と平瓦(女瓦・ミーガーラ)からなり、瓦の継ぎ目部分に漆喰を塗り固めていきますが、F様邸は丸瓦と平瓦を一体化させたS型瓦を採用
コーキング剤のような役割を果たす漆喰は、雨水の浸入を防止し、瓦のズレを抑える役割を果たします
また、漆喰で固定されることで耐震耐風に優れ、台風などの強風からも屋根を守ります
赤瓦と漆喰の白とのコントラストが際だつ外観
男瓦の端に見えるのは桜を二重にしたような模様
男瓦の模様には他に、菊や学章の模様、海と太陽の模様といったオリジナルデザインも沢山あります
魔除けの役割や棟の雨仕舞いとしての役割もある鬼瓦
鬼瓦にも又、その名の通り鬼の形相が彫られていたり家紋や槍、雲など様々なデザインが存在します
琉球赤瓦は、パックでも有名になったクチャという沖縄でしか取れない泥岩を使い、酸化焼成という方法で焼かれています
鉄分を多く含んでいるクチャは、原料である泥岩の時点では黒い土ですが、低温で素焼きにすることで鉄分を酸化させ、鮮やかな赤い瓦が生まれます
素焼きの瓦は通気性や吸水性が高く、雨が降った際にはその水分を吸うことで重くなり風に飛ばされにくく、晴れて気温が上がると水分を蒸発させ熱を逃がし涼しくしてくれる
鮮やかで綺麗な琉球赤瓦は、美観が良いだけではなく機能性も沖縄の気候や特徴に適した屋根材なのです
内部は照明やコンセント、スイッチ類などの屋内配線工事が行われ、窓の開口部が出来上がりました
前回大工さんが加工していた継手
F様邸の和室の柱を上下で継いでいます